【2018年】新しい若年性アルツハイマーの治療薬の開発が日々行われています



厚生労働省の2015年1月に発表された日本の認知症患者数は、2012年時点で462万人とされ、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。

若年性アルツハイマーは、64歳未満で発症する認知症を指します。

その患者数は、厚生労働省よると18歳~64歳で発症する患者数は推計約3万8000人とされています。しかし、正確な患者数や医療機関の受診状況などは把握できていない状況です。

若年性アルツハイマー病とは?

若年性アルツハイマー病とは、脳そのものが通常の老化よりも急速に萎縮しまう事により、徐々に記憶障害や知的障害が悪化進行していく認知症原因のひとつになります。

また、アルツハイマー病より若年性アルツハイマーの方が症状の進行が早く、男性の方が発病しやすい傾向にあります。ごく希に遺伝による家族性アルツハイマー病が見られる事がます。

若年性アルツハイマーの症状

若年性アルツハイマーの症状として、物忘れや自分が居る場所が分からなくなる記憶障害や見当識障害などの中核症状が現れます。

その他にも理解力・判断力の低下や同じ物を作ったり物の使い方が分からなくなる実行機能障害が起こります。

以上の症状以外にも、目の前に出入り口があるのに外に出れないなどアルツハイマーにおける認知力の低下などがあります。

更に、症状が悪化してくると妄想や幻覚が現れ、物をしまった事を忘れ物を盗まれたなどの物盗られ妄想を起こす場合があります。

また、記憶がなくなる事や忘れてしまう事に対し不安やイラつきなどが現れ不安・焦燥・抑うつなどが現れます。

その他にも徘徊や不潔行為など行動や心理症状などにも混乱が現れてきます。

若年性アルツハイマーの治療法

若年性アルツハイマーの治療法は、リハビリテーションと薬物療法が主になっています。

薬物療法では、アルツハイマーを治す治療薬は、開発されていませんが、アルツハイマーの症状を緩和させる薬があります。

そして最近の研究で現在開発されている薬のほとんどが、販売されている治療薬とは違い、若年性アルツハイマーの改善を目指しています。

世界中でも関心があるアルツハイマー病の研究(若年性含め)は、病気の原因究明と治療法の開発が進んでいます。

そのおかげで、今まで不明とされていた、アルツハイマー病を引き起こしてしまう原因や物質を突き止め、進行を遅らす治療薬が開発されてきました。

また、国内の製薬会社で認知症治療の薬を開発を勧めており、中にはジェネリック医薬品を製造、販売しているメーカーもあります。

軽度認知症の患者さんを対象に登録募集を開始しました

認知症を治療する薬を開発する為、新しい取り組みが始まっています。

昨年から国立長寿医療研究センターが、軽度認知症の患者さんを対象に登録募集を開始しました

この取り組みにより、新しい薬の治験を受けやすくなり、全国22施設で新しい薬が世の中に出る取り組みを行っています。

治験を受けるメリットとして最新の治療をいち早く受ける事が可能になります。

しかし、治験を受けれる人は、ある一定の基準をパスする事が条件になります。

治験を受ける事で、詳しい検査が受けられご自身の症状をより詳しく知る事ができ、検査に掛る治療費や交通費まで負担してくれます

その反面、治験スケジュールを厳守したり通院している病院の変更や医師が予想しない副作用が起こる可能性があります。

しかしこの病気は早期発見、早期治療が重要とされています。特に若年性のアルツハイマーは、薬を早期に服用する事で進行がより進む前に治療が始められ、周辺行動などを抑える事ができ、生活の改善を図る事ができます。

また、本人が今後の生活や仕事などの準備が行え自治体や医療機関のサポートを早い段階から受ける事ができます。

アルツハイマーの新薬は最終段階まできています

薬の開発は、新薬として患者さんの手に入るまで10年から18年の歳月を費やしますが、嬉しい事に今開発中とされている新薬は、最終段階まできています。

アルツハイマーを治す治療薬の完成が間近まできており、この治療薬が発売されたら認知症は治る病になるかも知れません。

日本の会社で、軽度から中等度のアルツハイマー型認知症の患者を対象とした治療薬『T-817MA』に認知症状を抑える3つの効果を確認したと発表しました。

その効果は、認知機能低下の進行の大幅な抑制、脳脊髄液中のリン酸化したタンパク質の減少、脳内の海馬の萎縮抑制が認められました。

その他にもアルツハイマー病の主原因物質であるリン酸化タウやアミロイドβに作用しアルツハイマー病を改善させる効果があると示唆されました。

第Ⅲ相臨床試験に向け検討を進めていく

今後は第Ⅲ相臨床試験に向け検討を進めていくとされています。

現在使われているアルツハイマー病の薬は、一時的な症状改善にとどまる為、根本的な治療にありません。

そんな中開発されている『T-817MA』は、革新的な薬としてすでに注目されています。

こうした取り組みが進むことで、若年性含め認知症を治療できる薬の選択肢が増えていき、早期発見で認知症の完治ができる様に新しい薬の開発、登場を待ちたいところです。

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幸四郎

幸四郎

若年性アルツハイマーになった兄がいます。症状を遅らせ良い方向に向かって欲しい思いから、いろいろ調べた情報をサイトで公開しています。若年性アルツハイマーでお悩みの方に少しでもお役に立てれば幸いです。

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