知っておきたい若年性アルツハイマーの主要な3つの検査とは?



若年性アルツハイマーは早期発見が重要です。

日付がわからなくなる、物をよく無くす、性格が変化するなどの兆候が見られればその可能性が高いです。

別の病気だと思い込んでしまう人も少なくありません

一方でいきなり若年性アルツハイマーだと疑ってかかれる人もそこまで多くありません。

なぜなら別の病気と勘違いする可能性があるため、精神疾患など別の病気だと思い込んでしまう人も少なくありません

ただいずれの場合も早めに調べておくことで進行を食い止められるという点では同じです。

いずれの場合も検査を受けることが大事ですが、どのようなものがあるのかはあまり知られていません。

まず若年性アルツハイマーを調べるもので一番有名なのがテスト形式のものです。

まずは長谷川式簡易知能評価スケールについてです。

長谷川式簡易知能評価スケールは9つの質問で構成されており医師が1つずつ投げかけていき、答えていくという簡単なものです。

例えば年齢はいくつかとかその日の年月日と曜日を答えさせるものなど普通に答えられるものから、野菜の名前をできるだけ言ってもらう問題などがあります。

これらに点数をつけていき、30点満点であれば異常なしで少々の間違いもセーフですが、20点を下回ると認知障害の疑いがあるとされ詳しく調べます。

MMSE検査と呼ばれるものもあります

他にはMMSE検査と呼ばれるものもあります。

長谷川式簡易知能評価スケールと同じように簡単な質問に答えていくまでは同じですが、文章を読んでもらったり紙を折ったりして動作を調べるという項目が含まれます。

文章を復唱させるといっても簡単な一文であり、紙に指令が書かれており目を閉じてくださいと書かれてあれば目を閉じるなどのことを見ます。

長谷川式簡易知能評価スケールと重なる部分もありますが、動作や認識などをチェックすることで総合的な判断が可能です。

これらのことは自宅でも簡単に行えるため実践することをおすすめします。

テスト形式の検査によって異常が見られた場合にはもう一段階踏み込んで調査が行われます。

それが主要な2つ目の検査となるMCIスクリーニング検査です。

今までのものはテスト形式だったため、医師などに見られて緊張で思い出せないとか元々物覚えが悪い可能性もあり正確には判断できません。

ここでは採血を行い、血液中に含まれるたんぱく質を調べることで認知障害があるかどうかを調べられます。

だいたい2週間程度で判定が下され、軽度認知障害、若年性アルツハイマーといった結論が出されます。

血液を調べるのに加えて脳ドックを加えることで総合的な結論を出すことができます。

若年性アルツハイマーでは脳の一部の血流が弱まっていることが指摘されています

この場合は脳の真ん中あたりの血流に異常があると該当します。

また別の場所で異常が見られ別の認知症の疑いが発覚するケースもあります。

こうした時に血液を調べることでより詳細な判断が下せるという流れです。

費用はだいたい2万円程度かかりますが、毎年の健康診断や人間ドックの中で定期的に受けていくことで早期発見につながっていきます。

遺伝子を調べるやり方

3つ目の主要なものは遺伝子を調べるやり方です。

APOE遺伝子検査はAPOE遺伝子を調べることで将来的な発症リスクを調べられるというものです。

若年性アルツハイマーは遺伝子が変化することで発生しやすいとされ、主に遺伝によるものが大きいとされています。

APOE遺伝子にはタイプがあり、中でもAPOE4はそのリスクを大きく高めるとされ、これがあるのとないのとでは発症リスクにおいて10倍程度も違います。

もちろんその遺伝子があれば必ず発症するのではなく、注意していくことで発症をしないで人生を全うすることも十分に可能です。

先ほどのスクリーニングにおいて採取した血液を調べればAPOE遺伝子の状況も判断できるため、同時に行うのが一般的です。

そこで軽度認知障害の兆候が見られ、しかもAPOE4があったとすれば将来的に更なる進行の可能性も考えられます。そうなると次にすべきことはこの進行を食い止めることです。

これらは早期に調べたことで早期治療ができ進行を食い止める可能性を高めます。

脳ドックと血液を調べる

テスト形式のものでまずは物忘れの状況などを確認して、そこで明らかに点数が低い、少し不安を感じる場合には血液を調べてもらって判断をするのがおすすめです。

他にもCTスキャンやMRIで調べられますが、これらをまとめたものが脳ドックであり、脳ドックと血液を調べるのをセットにするのが効率的です。

病院にはもの忘れ外来を設置しているところがあるためそこで調べれば本格的に調査をしてくれて判断をしてもらえます。

少しでも不安に感じれば病院でチェックをしてもらうことが大事です。

また精神科や心療内科でも受けられるため、精神疾患を疑っている人も一応はこうしたチェックを受けることがおすすめです。

精神疾患ではなく実は脳に関する病気だったと発覚するケースも少なくなく、まずは調べてもらうというのが必要です。

【2018年】5分でわかる!若年性アルツハイマーって一体どんな病気なんですか?
認知症は高齢者だけでなく、若年層でも発症を見ることがあります。特に65歳未満の年代の年齢に生じるものを若年性認知症として認識されているのです。
2018-02-06 11:57
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幸四郎

幸四郎

若年性アルツハイマーになった兄がいます。症状を遅らせ良い方向に向かって欲しい思いから、いろいろ調べた情報をサイトで公開しています。若年性アルツハイマーでお悩みの方に少しでもお役に立てれば幸いです。

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