知っておきたい若年性アルツハイマーになる3つの原因

若年性アルツハイマーになる原因は、残念ながら突き詰めていくとまだまだ分かっていないことのほうが多いと言わざるを得ません。

最初からこのように書いてしまっては気力が失われてしまうかもしれませんが、これは言い換えれば脳の働きとかその仕組みなどについては21世紀の医学を持ってしても分かっていないことだらけということであり、それだけ脳というのは複雑で高度な器官だということでもあります。

もしかしたら、所詮は人間の脳を持ってして自分の脳の仕組みのことなど分かりようもないのかもしれません。

アルツハイマーになる3つの原因とは?

ですが、全く分かっていないと言ってしまってはどうしようもありませんから、今の時点で原因と考えられていることを3つ挙げますと、単純に列記すれば加齢、遺伝、それに生活習慣です。

人間の脳に限らずどんな器官も、もっと言えば他の動植物のあらゆる組織や器官も、歳を取ると加齢による変化が生じ、いずれは死を迎えます。これは地球上の生命体においては避けることができないというか、少なくとも我々の認知する生命体で死と無縁なものは知られていません。

加齢はアルツハイマーの要因の一つであることは疑いようもありません。

次に遺伝です。アルツハイマーに罹患する人の遺伝要因、例えば両親や祖父母、あるいは兄弟姉妹などの病歴を調べてみますと、罹患していない人に比べて同じようにアルツハイマーにかかっている人の割合が多いことから、遺伝の要因もあると考えられています。

遺伝というのはある意味で気を付けることができる

ですが、若年性アルツハイマーの原因としてこの2つを聞いても、だからどうなのかと聞き返したくなるのがオチでしょう。加齢など別にアルツハイマーに限らずほとんどどんな病気でも歳を取るとかかりやすくなると言っても間違いではありません。

それに、高齢になって罹患するのではなく、若年でもかかる理由を知りたいのに加齢が一つの要因だと言われてもピンと来ないでしょう。遺伝についても、本人ではまずどうしようもありません。

自分自身で対策の打ちようがないものを要因として挙げられても、統計学的には確かにそうかもしれないが、では自分としてできることは何もないのかということになってしまいます。



ただ、加齢というのは本人では本当にどうしようもない部分ですが、遺伝というのはある意味で気を付けることができる点ではあります。家族にもしアルツハイマーに罹患した人がいるのなら、今の自分はまだ若く病気とは全く無縁であったとして、自分もかかりやすいのだということを自覚することはできます。

自覚しておくことで、普通なら気づかないような初期兆候にも気づくことができ、早期の治療開始につなげられるかもしれません。そういう意味では遺伝要因を知っておくというのは決して無駄にはなりません。

アルツハイマーの原因はまだまだ分かっていないことが多い

ですが、加齢も遺伝も自分でコントロールし難いという意味では聞いてもあまり仕方がないというか、当たり前のことのように感じてしまうかもしれません。最初にも書いたように、アルツハイマーの原因というのはまだまだ分かっていないことが多いのです。

加齢といっても、では歳を経るごとに脳のどの組織が具体的にどのように変わってゆくのか、加齢によっても発症しないように見える人もいるがそれはなぜなのかといったことはまだほとんど何も分かっていません。

遺伝についても似たことが言えます。確かに家族要因はあるのは間違いなさそうだが、ではどの遺伝子のどのDNAが関係しているのかといったことは皆目見当がついていません。これらは現代医学の限界だということで許しを乞うしかないのです。

3つ目の生活習慣という要因

ですが、加齢と遺伝の次に、3つ目の生活習慣という要因があります。生活習慣というのは自分自身でコントロールできることです。ですからここには希望の光があります。

自分自身で、若年性アルツハイマーになりにくいような生活を送ることは可能だということです。ただしここでも断っておきますが、確実にこれが100%アルツハイマーを引き起こす理由だと断定できるような生活習慣というものは見つかっていません。

おそらくこのようなものだろうというくらいしかないのです。ですから、具体的にとは言っても、それこそ小学生とか中学生くらいの子供に対してきちんとした生活習慣を身に付けましょうということに近いレベルのことしか言えないのはやはり許してもらう必要があります。

ここでの生活習慣とは、食事、運動、睡眠、それに知的活動の4つくらいに細分することができます。食事においては栄養のバランスを考え、とくにカロリーの取り過ぎには気を付けましょう。

ビタミンやミネラル、それに魚は脳に良いとされています。運動については、激しい運動をする必要はありませんが、楽に会話ができる程度の運動を1日30分、週に2回から3回以上は行うようにすることです。睡眠は十分にとり、脳を休める時間を確保しましょう。

そして人との交流など脳を活性化できる知的活動を行うようにすることです。

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